2009年10月 2日 (金)

ウイルソン『K-Blade Tour 93』のインプレ

今回はウイルソン、『K-Blade Tour 93』のインプレです。
ちょっと前に発売されたモデルですが、最近感心しきりなので記録を残しておきます。

元々ジョコビッチモデルとして発売されたモデルですが、今年からジョコビッチがヘッドに移行してしまったので、今ではなんとも中途半端な印象を受ける感じになってしまいました。

が、打ってみたら新しい発見が満載で、特にプロスタッフ85-6.0を使ってる方には大注目して頂きたいモデルです。

まずはスペックですが。

『K-Blade tour 93』

ヘッドサイズ 93sqin
重量     324グラム
バランス   310mm
フレーム厚  20mm
ストリングパターン 18×20
RA値     64〜66

こうして改めてスペックを見ると、ライバルは完全にヘッドのプレステージミッドなのでは?と思います。
がしかし、打つとこれがまた全然違う味わい、というか方向性のラケットで、個人的な印象ではどちらかと言えば『プロスタッフ85』のフィーリングを現代によみがえらせた感触なのです。

スペック的には全然プロスタッフ的ではありません。
密なストリングパターンも、フェイスの形状も、ボックス形状ではないフレームの断面といい明らかにヘッドのプレステージ的です。

でも、これが打つとやっぱりウイルソンのラケットで、プロスタッフを想起させるものなのです。

ウイルソンとしては柔らかめのフレームの感触が、クラシカルな印象を与えてくれて、最初は飛ばないとも思える感触が芯をくった時に激変し、まさにプロスタッフ的な印象を与えてくれるのです。
まあようは打球感が似ている、という事ですね。

個人的に感じたアップグレードした所ですが、まずはスピンの圧倒的なかけやすさ、次にフェイスが広がった事による安心感、次が飛びです。
打てば打つほど最近のラケットにしてはクラシカルなフィーリングで、自分のパワーでボールを飛ばせる、コントロール出来る、つくれる、とゆうのが最大のメリットでしょうね。

また、フレーム形状が流線型のためにスイングスピードがとんでもなく速く出来るというのもメリットでしょうか?
でも、実は打っていて感じたのですが、飛びがスゴくよくないわりに、あまりにスイングを速く出来るがためにスピンがかかりすぎてバウンド後のノビが不足する場面もあったので、これも善し悪しですね。
まあ、そうゆう意味でも使い手の力と技術が試されるラケットなのでは、と感じいりました。

プロスタッフユーザーからしたら、『KPS88』よりもこの『K-Blade tour 93』の方がはまるのではないですかね?
まあ重量の壁を乗り越えて『KPS88』を自在に扱える方は別として、平均的な筋力の日本人には『K-Blade tour 93』の方がはるかに『プロスタッフ85』から移行しやすいと思います。

かくゆう私も全然違うラケットだと認識していたがために今まで全く眼中になかったので、実際に打ってみたらまさに目から鱗でした。

さて、実際にコートで打ったインプレです。

まずはストローク。
ラケットは結構しなりを感じます。
そして、それが故にスピンがものすごくかかります。
飛びはそこそこ、普段ピュアドラとか飛びの良いラケットを使ってる方では全然飛ばないという印象になりそうですが、普段プロスタッフを愛用してる人ならば最適な飛びと思う事でしょう。
また球種ですが、どんなショットも自由自在です。
高い打点からのフラット系もいけるし、強くスピンをかけたスピン系までかなり幅広くボールを作る事が出来ます。

またコントロールの良さは特筆すべきポイントでしょう。
プロスタッフより少しは落ちますが、かなりピンポイントで狙う事が出来ます。
ただ、アングルショット的なものは打ちやすいですが、ヘッドのスピードプロと比べると打ちにくい印象でした。
まあ、ようは腕を磨けって事ですね。

唯一の欠点、というか私の腕のなさですが、試合中に怖いからってスピンをかけすぎると失速しやすいのでここは十分に注意が必要みたいです。
逆にしっかりと、ゆったりとした大きいスイングでボールを押してやれればかなりノビのある重い球が打てるようです。


次にボレーです。
球のノリがいいので、かなり打ちやすいです。
ただ、よくも悪くもかなり自分の技術が反映されてしまいます。
ある意味でスゴく忠実なラケットで、意思を反映してくれるという意味では最高でしょう。
ただ、一歩間違えるとあっさりミスしてしまう傾向もあるので、決して横着は出来ません。
ピュアドライブロディックはあてるだけでも相当にキレのあるボレーが打てますが、このラケットはしっかりと打ってやらないと威力のないボレーを打つのも容易です。
ただ、その反面とてもデリケートなので、ちゃんと扱ってやればタッチ重視のドロップボレーから、深く滑らす決めのボレーまで幅広く対応出来ます。

印象としてはサーブ&ボレーもとてもありなラケットだと思いました。


次はサーブです。
今回望外に良かったのが、このサーブです。
基本的にホールド感が高いので、フラット気味のサーブからスピンサーブまで幅広く、自信を持って打ちにいけます。
フラット気味に打った時は、こんなにパワーあったの?と思うほどにキレの良い速いサーブが打てました。
また、セカンドのスピンサーブもかなり跳ねさせる事が出来ました。
ただ、ここでもスピンのかけすぎには注意が必要です。
びびってスピンを強めにかけるとスピンばっかり強調されて、セカンドを思ったよりもあっさりと叩かれてしまいました。
自分はかなりしっかり打ってるつもりなのに!という感じで、このラケットのシビアさを思い知らされた側面もありました。

ストロークの時も感じたのですが、打球感がいいせいか、自分ではかなりの強いボールを打ったつもりでも、スピンをかけすぎると相手にとってはあまり脅威ではなくなってしまうらしく、なるべくフラット気味のボールを中心に展開させた方がいいみたいです。

まあ、ラケットに慣れてないだけかも知れませんが…


最終的な結論として、『プロスタッフ85』から移行したいけど次のラケットが見つからないという方には是非とも試して頂きたいラケットでした。

ラケット自体にあまりアシストはありませんが、逆にそこが『プロスタッフ85』ユーザーには嬉しい機能だと私は確信しました。

そういう意味で試合でラケットに多くを求める方には絶対におすすめ出来ません。
まずバボラ系のラケットの感覚が好きな方は絶対に避けた方が良いたぐいのラケットでしょう。

また、ヘッドのプレステージのウイルソン版的な印象を持っている方も避けた方がいいと思います。
意外や意外全然違うベクトルのラケットですから。

まあ強いて言えばヘッドの『スピードプロ』に似ているのかなぁ、という感じですが、これはきっとジョコビッチつながりでそう思わされてるだけかもしれません。

他に似たラケットが存在しないという意味では実に面白いラケットだと思います。
自分の手足の延長線上にラケットがあるという感触で、自分の力と技術でボールを作り、コントロールしていく楽しさは他では得難いものだと思います。
それも現代的なラケットの中では。

かなり好き嫌いの分かれるラケットだと思いますが、その存在意義は十二分にあります。
まあイマイチはまる人が少なさそうな印象も拭えないのですが…
確かに使いこなすのは難しそうですが、十分に試合でも使えそうだし、一風変わった特性のラケットを求める方、もしくは『プロスタッフ85』の味わいを現代のラケットで味わいたい方には絶対におすすめします。

ま、同じウイルソンなら、普通の方ならどう考えても『K-tour95』とかの方が絶対に楽にテニスが出来ると思いますけどね。

でも、それでも私はこれもありだと思います。
何より全ては打球感ですね。
最高です。

2009年8月13日 (木)

ウイルソン『K-ProStaff88』のリベンジインプレ『KPS88』

今回はウイルソン、『K-ProStaff88』のリベンジインプレです。

前回は完全に体力不足で、ラケットに瞬殺されてしまいましたが、今回はもう少し鍛え上げてから再度使ってみました。

今回の体力の基準は、少なくとも練習で二時間はフルスイングが出来るという前提でのインプレです。

さて、その前に久々なのでスペックを確認しておきましょう。

『K-ProStaff88』

気になるスペックは

ヘッドサイズ 88sqin
重量     349グラム
バランス   315mm
フレーム厚  17mm
ストリングパターン 16×19
RA値     68

しかし…改めて考えるととても実際に市販されてるのが不思議なくらいのハードスペックですね。

ネットで調べたデータなので、信用性はいまいちですが、あのフェデラーのラケットですら、
重量 340~345グラム バランス 313~315mm
らしいので、それよりもさらに重いって事ですよね?

つまり実際にフェデラーが使ってるラケットよりも重いラケットを市販してしまうなんて、ある意味でウイルソンはスゴいな〜と思います。

ちなみに、ついでにサンプラスが実際に使ってるとされる『KPS88』は、
重さがフレームだけで372グラムあるらしいので、それと比べたらまだ軽いと言えるのでしょうが…

まあサンプラスとフェデラーはスタイルが違うので、一概には重さの差をうんぬん言えないとは思いますが。

さて、いよいよここから『K-ProStaff88』のリベンジインプレです。

まず最初の感想ですが、取り敢えずフルスイング出来る体力を持ってボールを打撃するとかなりの素敵な打球感が得られます。
フレームのしなり感は結構ありつつ、でもものすごく粘る印象で、絶妙のホールド感を感じながら鬼のような打球を打つ事が出来ます。
堅さ的には似たような『K-sixone90 US』よりも明らかに柔らかくて、ボールをヒットした時の快感はまさに最上級です。
そういう意味で、タッチもかなり良いのでコントロールもよりつけやすい印象です。

究極の打球感、という意味ではやはり『プロスタッフ6.0-85』には一歩譲りますが、それに継ぐ最高の打球感と断言出来ます。
打球感と、ボールの威力の融合という意味合いでも現代最高峰のラケットだと断言出来ます。
ま、そのためにはかなりの筋力と体力が必要ですが…

まずはストローク。
『プロスタッフ6.0-85』よりも広いスイートエリアと、何よりも重量の恩恵で、フェイスサイズ88というほどの狭さは感じません。
むしろ、ある程度何処に当たってもボールを返球出来るので、意外な程に打ちやすく感じました。
また打球の威力はもうスゴいです。
まさに糸をひくような超絶ストロークが打ててしまいます。
勿論コントロールは抜群、さすがに細かい角度や長短を打ち分けるのは技術のハードルを感じますが、手のひらでコントロールする感覚は健在です。
スピンも結構かかるし、パワーも相当なものがあります。
きちんと打てれば大抵球の重さで相手を圧倒出来る事が可能でしょう。
このラケットなら、十分にパワーでエースを狙う事が出来ます。


次にボレーです。
少々重さは感じますが、タッチが抜群で狙ったポイントにかなり速い打球をコントロールする事が出来ます。
ただ…オーバーヘッド系のショットはちょっときつい時もあります。
但し、しっかり打てた時の打球の威力はまさに折り紙付きで、最上の打球感と威力を堪能させてくれます。


次はサーブです。
さすがに縦振り系のスイングは重さを感じますが、まあ何とか打てる範囲に収まっています。
そして、しっかりと打つ事が出来た時のサーブの威力はもうスゴいの一言です。
『プロスタッフ6.0-85』よりも圧倒的にスピンもかけやすいので、サーブのバリエーションは間違いなく増える事でしょう。
そして、しっかりと打ち抜けたフラットサーブはまさに決定力を持つ、言い換えれば破壊力抜群のサーブです。
絶対的なスピードと重さを兼ね備えた最高のサーブがうてます。
本来的な意味での絶対的なスピードという意味では、バボラのピュアドラやアエロプロドライブの方があります。
でも、決定力を持つ、という意味では間違いなくこちらの方が上です。
まあ、でもそれはそうですよね。
何しろこんだけ重いのですから。


トータルとしては、重さの壁さえクリア出来ればまさに現代によみがえった『プロスタッフ6.0-85』という感じです。
最初はあまりにも重さを感じすぎて全然分からなかったのですが、ようやく少しでの打てるようになってみるとこの『KPS88』がちゃんとウイルソンのプロスタッフシリーズの純血種だときちんと確認出来ました。

そしてその存在意義も。

まあさすがに非力な日本人にとっては試合で使って勝てるラケットではないかもしれません。

でも、テニスの面白さを骨の髄まで堪能させるという意味では、今普通に買える中ではこれ以上に適任のラケットはないでしょう。

ウイルソンもスゴい事やりますね〜

2009年7月20日 (月)

バボラ『アエロプロドライブ』の試打インプレ

今回は最近バボラにやられ気味なので、少し前に発売された現行『アエロプロドライブ』の試打インプレです。
勿論新しいコアテックス付きのやつです。

気になるスペックは

ヘッドサイズ 100sqin
重量     300グラム
バランス   320mm
フレーム厚  22~26mm
ストリングパターン 16×19
RA値     72


まず、最初に結論からいうと、「そうとうにレベルの高いラケット」と言う事です。

総合能力として、ストロークよし、ボレーよし、サーブよし、と言った感じで、まず欠点の見つからないラケットです。

多少、飛び過ぎが気になるかもしれませんが、それもストリングの調整でどうにかなる程度のレベルです。

打球感も思いのほかいいし、狙ったコースに打ち込む能力も抜群ですね。

そして何よりもしっかりと打った時の打球の威力には目をみはるものがあると思います。
絶対的な球の重さみたいなものは期待出来ませんが、それ以上にとにかく有無を言わせぬ打球の速さがそれを十分に補っています。

最近では、コートで持ってる人を結構みかけますが、純粋に本当に良いラケットだと思います。

ピュアドラよりもトップが軽いし、実際にコートで振っても確かに振り抜きやすいです。


さて、実際のインプレです。

まずはストローク。

さすがに持ち味なのでしょうが、スピンの効いた威力のある伸びるボールをいとも簡単に打ててしまいます。
基本的にはパワーがあるので、若干飛び過ぎはあるかもしれませんが、前作よりもはるかに抑えが効いていい感じです。
ピュアドラよりもコントロールがつけやすい印象で、ある程度は狙った場所へ威力のある速い球を打ちこむ事が出来ます。
意外に角度も、長短もつけやすいので、そういう意味では実戦的なラケットだと感じます。

まあ、それでも何よりの魅力は高い打点から打ち込んだ時の打球の滑る威力でしょう。
これは返すのに苦労する程に速くて、滑ってくる感じがします。
試合で打たれたら正直お手上げですね。


次にボレーです。

明らかにピュアドラよりもコントロールつけやすいです。
また、厚ラケのボボラの最大のメリットである、多少打点を外しても、遅れても相手コートに返せる能力は特筆ものです。
これなら自信を持ってボレーに出る事が出来ます。
さすがに、ヘッドのスピードシリーズよりもアングルはつけにくいですが、純然たる球の威力でかなり攻撃力のある良いボレーが案外簡単に打ててしまいます。
ダブルスにも全然もってこいのラケットですね。
ある程度の技量があれば、かなり決定力のあるボレーは打てるので、かなり好感触です。


次はサーブです。

これもかなりいいです。
基本的に暴発感があまりないので、自信を持ってフラットからスピンまで幅広い種類に対応可能です。
まあ一番は、このラケットでのフラットサーブの絶対的なスピードでしょうね。
びっくりするぐらいに速いサーブが打ててしまいます。
球質は多少軽いかもしれません、有無を言わさぬスピードで相手を圧倒出来る事と思います。
また、セカンドは安定したスピンサーブが打てると思います。


最後に全体的な感想です。

正直言って、相手が持っていたらいやなラケットです。
スピードで圧倒するもよし、ある程度展開させて決めるもよしとかなりレベルの高いラケットに仕上がっています。

実際に、最近コートでかなりみかけますが、女性でも使えるまさに万人受けする高水準のラケットだと思います。

使う人の力量次第という意味では「ロディック」にちょっと譲るとおもいますが、腕に覚えのある方ならばこのラケットを選択して間違いないでしょう。

それほどに高いレベルで完成されたラケットであると感じいります。

それなりにパワーのある女性から幅広い男性まで対象ユーザーは本当に多いのではないでしょうか?

私はあえて避けたと思っていますが、本当に良いラケットだと思います。

バボラ…本当にあなどれません。

2009年7月16日 (木)

バボラ『ピュアドライブ ロディック GT+』の試打インプレ

今回はバボラが誇るモンスターラケット、ピュドドライブの最新機種、『ピュアドライブ ロディック GT+』の試打インプレです。

気になるスペックは

ヘッドサイズ 100sqin
重量     315グラム
バランス   315mm
フレーム厚  23〜26mm
ストリングパターン 16×19
RA値     74


まず最初にざっくりとした結論を言うと、今回の「ピュアドライブ ロディック GT +」は「万能ラケット」という事です。
堅さのネガを少々感じる以外は、もうほとんど全てのショットにおいてかなりレベルの高い打球がいとも簡単に打ててしまいます。

車で言えば、ランエボとインプレッサみたいな感じでしょうか?
まるで機械のゲームをしてるような印象というか…
例えば、RX-7がウイルソンのプロスタッフ的な印象だとすれば、今回の「ピュアドライブ ロディック GT +」はランエボXのSST仕様みたいな感じというか…

誤解を恐れずに言うならば、使っていて心から面白いと思えるラケットではないと感じます。
ただ、その反面、試合などをした場合には本当に勝率が上がるラケットだと思います。

この特性をどう思うかは使う人次第だと思いますが…


さて、全体的な印象ですが。

前までのピュアドライブ ロディックはフェイスのたわみ加えて、シャフトもしなりが結構強いという印象だったのですが、今回のGTは違います。
かなりシャフトが堅く感じるようになりました。
フェイスのたわみ感はあまり変わらないのですが、シャフトのしなり感はかなり違う印象です。

そのため、フレーム全体の剛性が相当に上がった印象で、ともすればちょっと堅すぎる?と思うくらいの剛性感があります。
なので、打っていて堅いな〜という印象もあるにはあります。
でも、その堅さと引き換えに、前回のモデルよりもコントロール性能が明らかにアップしたのが感じられます。
かなりの精度で、狙った場所にボールを運ぶ事が出来るようになったのが、最大の進化のポイントでしょうか?

ちなみにバボラの特徴なのか、結構トップに重さを感じます。
最近打ったヘッドのスピードシリーズと比べるとかなりトップヘビーに感じます。
でも、その分確かに球速は出しやすい気がします。

さて、実際のインプレです。

まずはストローク。

いいです。何がいいって、下からこすり上げるスピンよし、高い打点から叩き込むフラットよしとかなり攻撃的な打球が打てます。
スライスは堅さゆえか、少し気を使って打たないと吹かし気味になるのが唯一の欠点でしょうか?
後は強いて言えばパワーのあるラケットなので、ちょっと油断をするとライジングでとるのが難しくなり、勢い少しボールを待って、落としてから下からこすり上げるようなスイングになりがちなのが、ちょっと残念です。
まあ、これは私の腕のせいですが…

そうした事さえ克服出来ればこのラケットは素晴らしいです。
何よりスピンは跳ねるし、球速は相当に出るし、バウンド後に滑るし、いい事づくめです。
ただ、あまりにも攻撃力がありすぎて、ついつい攻撃一辺倒なテニスになりがちなのは十分注意したい所です。

まあ、何より最大のメリットは、上から全力で叩き込んだ打球の信じられないほどの威力でしょう!
この感覚は病み付きになりそうです。


次にボレーです。
これもかなりレベルが高くていいです。
フレームが堅くなったメリットか、少々打点がずれても、遅れても相手コートに返球出来ます。
間違いなく、自分の腕よりも上手くなった気にさせてくれるラケットです。
後はしなりが抑えられたせいか、ボレーの時のコントロールも圧倒的に良くなりました。
ただ、ここでもストロークと一緒で、ついつい速い球で勝負したくなるのが良いのは悪いのか…

まあボレートータルで考えると打ちやすいし、狙いやすいし、はっきり言って言う事なしです。
間違いなく上手くなったと勘違い出来るほどに楽に色んなショットが打てます。


次はサーブです。
ここはさすがという他はありません。
かなりスピンの効いた速いサーブがいとも簡単に打ててしまいます。
フラットだと少々飛びすぎるので、スピンは強めにかける感じにはなりますが、それでも球速が落ちないので、ファーストの威力もさることながら、私が一番のメリットを感じたのはセカンドサーブです。
安定して、自信を持って強いスピンサーブが簡単に打ててしまいます。
これで慣れてしまったら、他のラケットでセカンドサーブを打つのに苦労しそうな程です。
ちょっと出来過ぎなくらいにいいサーブが打てるようになること間違いなしと思います。


最後に全体的な感想です。

普通に試合をしてて、まずいいサーブさえ入ればほとんど良いリターンが帰ってこないので、そのままチャンスボールを叩き込む、そんな展開が多くなるラケットだと思います。

ただその反面、しっかりコースを狙って相手を崩して、それからゲームを展開させる的な事はあまり期待しない方がいいかもしれません。
何故なら、その前に打球の威力で試合が決まってしまう場合が多いからです。

これをどう判断するかは、本当に使う人次第です。

アマチュアで、とにかくスリリングに試合を楽しみたいのであれば実は避けた方がいいラケットなのかもしれません。

でも、アマチュアでもどうせ試合に出るなら勝ちたい!思ってる人には最高のラケットになると思います。
そのかわり、打球感とか、絶妙のコントロールとか、気持ちよさなんかとはちょっと遠ざかる可能性はあります。

そういう方には是非ほかの機種をおすすめします。

「ピュアドライブ ロディック GT +」は、ホントにオートマティックに、まるでラケットが勝手に試合を進めていくくらいの感覚が感じられる、ある意味でスゴいラケットでした。

今の気持ちを正直にゆうと、
なんか…使いたくない気持ち反面、使いたい気持ち半分って感じです。

何故なら、このラケットに変えたら、テニスは少しつまらなくなるかもしれないけど、間違いなく勝率は上がるでしょうから…

そういう意味で難しいラケットでした。

バボラ…あなどれません。

2009年6月 1日 (月)

ウイルソン ラケット プロスタッフがついに廃盤に!

前回のブログでも書きましたが、プロスタッフはやはり廃盤になるようですね。
で、『KPS88』がこれからのプロスタッフの系統を受け継ぐ遺伝子となるようです。

ただ、この『KPS88』って確かにプロスタッフの伝統を受け継ぐラケットなのでしょうが、いかんせん非力な私には体力的にも筋力的にもきつすぎます。
そこで俄然クローズアップされるのが、やはり日本版の『プロスタッフ6.0』と『ハイパープロスタッフ 85 2000 スペシャルエディション』でしょう。

なんだか最近テニスをしていて、新しい最新のラケットを使ったからといって必ずしも勝てる訳じゃななく、まあ当たり前の話なのかもしれませんが、その時々の体調に左右される事の方が多いのです。

前にも同じ事書いてますが、だとしたら、自分の愛する好きなラケットを無理でもなんでも愛着を持って使用した方がはるかに私のテニスライフにおいてはいいのかな?なんて思います。

皆様はどんな基準でラケットを選んでいるのでしょうか?

なんだか悩み多き今日この頃ではありますが、またまた無性にそんな事を考えてしまいます。

まして、『プロスタッフ6.0』がついに廃盤になるとの情報を聞いてから余計にそんな事を思います。

使える限り、頑張って使った方が良いのですかね?

せっかく所有している『プロスタッフ6.0』と『ハイパープロスタッフ 85 2000 スペシャルエディション』なのですから。

2009年5月29日 (金)

ウイルソン『ハイパープロスタッフ 85 2000スペシャルエディション』のインプレ

今回は廃盤が決定したらしい、『プロスタッッフ6.0-85』の記憶を留めておくために,2000年に限定販売され、その後追加で発売された『ハイパープロスタッフ 85 2000スペシャルエディション』のインプレです。

『ハイパープロスタッフ 85 2000スペシャルエディション』は、現代の『プロスタッフ6.0』にセントビンセントのイメージを追求し、金型にセントビンセントの肉厚の金型を使い、さらにハイパーカーボンを追加してパワーをアップしたという逸品です。

気になるスペックは

ヘッドサイズ 85sqin
重量     330〜340グラム
バランス   305mmくらい
フレーム厚  17mm
ストリングパターン 16×18
RA値     69?くらいです。


基本的にはプロスタッフ6.0-85に似てはいますが、明確な違いとしてあげられるのが打球感の堅さでしょうか?
但し、その堅さと引き換えに明らかに速い球が打てるように仕上がっています。

堅いながらもコントロール性能、というか食いつき感は抜群で、ボールを手のひらで感じる事の出来る最高に上質な、何とも言えない絶妙の打球感は2009年の今現在でもプロスタッフ85シリーズに勝るラケットを私は知りません。

もしもラケットに打球感を求めるのならば、このプロスタッフ6.0-85シリーズ以外に他に選択肢はないと断言出来るほどの唯一無二の魅力を持ったラケットです。

重量は結構ありますが、何しろ極端なトップライトのために、例えばピュアドライブなんかよりも全然振れてしまうくらいです。
一度この感覚を覚えてしまうと、フェデラーが使ってるとされる『シックスワン90 us』ですらヘッドが重く感じます。

ちなみに私はフェイス両サイドに6グラムづつ、合計12グラムの鉛を張って調整しております。
それでも振り抜きやすいです。

とにかくフェイスが小さいせいか、振り抜き感は信じがたいほどに振り抜けてしまいます。
この振り抜き感も病み付きになりますね。


さて、実際のインプレです。

まずはストローク。
正直現代のラケットと比べると絶対的なパワーはありません、というか出しにくいです。
ただそのかわりにコントロール性能は抜群で、本当に相当に狭いエリアでも狙ってしっかりと打つ事が可能です。
スピンはそんなにはかかりませんが、必要にして十分という所でしょうか?
そして何より一番の持ち味は、不思議なまでの打球の重さがある事でしょう!
しっかりと打てれば、スピードではなく、重さでミスを誘う事が出来ます。

浮いたボールをしっかり叩いてエースをとるには技量とパワーが必要になるのはしょうがない所でしょう!
むしろライン際の際どいところを狙って前へ出るのがおすすめです。


次にボレーです。
もう最高です。
元々トップライトなのが幸いして、操作性は抜群。
そして、狙ったところに低く滑るボールをコントロールよく打つ事が可能です。
かつて、エドバーグやサンプラスが愛用しただけあって、ボレーの性能は最高中の最高でしょう。
あ、勿論クーリエも愛用していたので、ストロークもいけますけどね。
とにかく、手のひらでボールを受け止めて、気持ちの良いホールド感を感じながら射出する感覚は最高である上に、実際に決定力のあるボレーが打てます。

正直ストロークでエースをとるのはなかなか難しいですが、ボレーならばかなり決定力があると感じます。


次はサーブです。
基本的にはフラット系のラケットなのですが、しっかりとスピンをかけると結構跳ね上がってくれます。
絶対的なスピードは現代のラケットには及びません。
でも、ここでもやはり球の質が重いボールが打てるので、本来の持ち味であるコントロールの良さを生かして際どいところを狙っていけば相手のミスを結構誘えます。
また、フラットで打った場合もセンターでのエース狙いなんかでは、思った以上に決める事が出来るかもしれません。
コントロールの良さが故に。


まあ、トータルとしては現代の新しいラケットほどの絶対性能はないのかもしれません。
でも、未だに愛好家が居るというのはうなずける話です。

それほどに、今でも十分使える希有な魅力を持ったラケットだと思います。

もしもまだ打った事がない方がいましたら是非とも一度だけでいいから打ってみて下さい。
ラケットって本来こうゆうものなんだ、っていう新しい発見が出来るかもしれません。

少なくとも私の中では、永久に不滅のラケットだと心から信じています。

確かに技術と、体力&パワーが要求されるのも事実ですが、それでもなんとか使いこなしてやろう!という気持ちにさせてくれるラケットです。

そして繰り返しになりますが、私は今までこれほどに打球感の良いラケットを他に知りません。
2009年のいまでも、このラケットを超える打球感を持ったラケットにはお目にかかった事がありません。

廃盤になるのは残念ですが、いまだからこそ、こうゆうラケットの味って現代に必要な気がします。

『プロスタッッフ6.0-85』最高です。

2009年5月 8日 (金)

ヘッド『スピードMP16x19』試打インプレ-ラケット

今回は前回のヘッドの『スピードプロ』に引き続き、『スピードMP16x19』試打インプレです。

気になるスペックは

ヘッドサイズ 100sqin
重量     315グラム
バランス   310mm
フレーム厚  20mm
ストリングパターン 16×19
RA値     67

今回の『スピードシリーズ』共通の特徴がグリップの形状でしょう。
この『スピードMP16x19』も今までのヘッド伝統の扁平ではなくて、ウイルソン的な形状をしています。
私的にはとても握りやすくて、相当に好印象です。

これも重さが315グラムあるのですが、やはりトップライト気味で、案外重さは感じません。
ウイルソンのK6.1−95と似た感じといえば似た感じですね。
通常の男性から、力のある女性まで扱えるのではないでしょうか?

打撃した最初の感想は、『スピードプロ』よりもウイルソンぽさが減ってるヘッドという感じです。
『スピードプロ』がウイルソンに大分よったヘッドのラケットだとしたら、この『スピードMP16x19』はほんの少しだけウイルソンの要素を取り入れたヘッドのラケット、という感じです。
生粋のヘッドらしさという意味では、プレステージ系統には一歩譲るといったとこでしょうか?
まあでも、今までのヘッドのラケットからしたら随分と、クセというか独特のフィーリングが薄まり、より一般的になった気がします。

さて、実際のインプレです。

まずはストローク。
ストリングパターンが今までのヘッドの基準からしたら荒いせいか、基本的にはスピン系のラケットです。
フレームもそんなに厚い印象はないのですが、かなりパワー感もあります。
実は最初のころに使っていてちょっと思ったのが、バボラのアエロプロドライブみたいだな〜と少しだけ感じました。
ようするに、ボールの上がりばなを叩いていくよりも、少し後ろで構えて強めにスピンをかけて打っていくと相手コートで相当跳ね上がるボールがいとも簡単に打てます。
但し、これはなれていくに従って十二分にあがりばなも叩けるという事が分かってきました。

また、スピードシリーズの特徴なのか、このラケットもまたアングルショットがとてもイージーに打ちやすいです。
少し長めのホールド感を感じながらボールが射出されるという感じなので、余裕のある時は相手の動きをじっくりみてからアングルでも逆でも、ダウンザラインでも狙って打っていけます。

そしてこのラケットで特に気に入ったポイントが打球感の良さです。
とにかく強く叩いた時の打球感と打球音が絶妙で、最高に気持ちの良いストロークが打てます。

唯一のウィークポイントは、絶対的な球速が思ったよりも出なくて、『スピードプロ』には迫れない、というか、あまりスピードボールで勝負するラケットではない、という事でしょうか?
その代わりコントロールの幅の広いラケットなので、そこにメリットは見いだせます。


次にボレーです。
これはかなりいいです!
ホールド感が長いから、短く浮かないドロップショットから、深く滑るボレーまで多彩なショットが可能です。
それにヘッドが軽くて取り回しがいいから、ローボレーからハイボレーまでかなり操作性よく扱えます。
これならダブルスの激しいボレーにも自信を持ってついていけそうです。
またストロークで長所にあげた、角度のつけやすさがボレーにも生きており、アングルボレーも今まで使った事のあるラケットの中では一番だと感じました。


次はサーブです。
サーブの球種にもよるのかなと思いますが、とにかくこのラケットがサーブが良いと私は思いました。
スピンサーブはやたらと跳ねるし、スライスのキレもいい、その上フラット気味のサーブもコントロールがつけやすくて、かなり満足感が得られました。
『スピードプロ』ほどのフラットの爆発感こそありませんが、私のレベルではこのラケットの方がかなり実戦的なサーブが打つ事が出来ました。
スピンが強くかかるから確率もあげられるし、コースや球種の打ち分けも相当にやりやすい良いラケットだと確信しました。


今回もまた、相手に打球の感想を聞いたところ、これまた『スピードプロ』に似た感じのヘッドらしいバウンドした後に滑るような球が来るとの事で、但し絶対的なスピードはいまいちと言っていました。
でも、その代わりに強いスピンの跳ね上がり方やアングルをつけられた時のボールにノビがあって、絶対的にはいやな球が来るとの事でした。

スピードで圧倒する『スピードプロ』にコントロールとスピン性能が持ち味の『スピードMP16x19』という棲み分けですね。

これまた全体的にはかなり出来の良いラケットで、久々にヘッドのラケットしては今現在最高のラケットだと思います。

今回の「スピード」シリーズ最高にいいです。
間違いなく、現在出ているウイルソンのラケットよりも現代のラケット的な進化を感じられるラケットになっていると私は確信しております。
それだけ両方ともに好印象でした。

現在、私も『スピードプロ』か今回の『スピードMP16x19』に移行しようと真剣に悩んでいます。
スピードをとるか、コントロール&スピンをとるか…悩ましいかぎりです。

2009年4月28日 (火)

ヘッド『スピードプロ』の試打インプレ-ラケット

今回はヘッドの『スピードプロ』の試打インプレです。

気になるスペックは

ヘッドサイズ 98sqin
重量     335グラム
バランス   310mm
フレーム厚  18mm
ストリングパターン 16×19
RA値 68

まず最初に思うのがグリップが最初からレザーで、いかにもプロ仕様という感じです。

持った感じは重量のわりには意外とトップライト気味で、案外重さは感じません。
これなら330グラムのMGプレステージの方がトップヘビーに感じます。
但し、ぶんぶん振り回すとまあコートではそれなりの重量を感じますが。
重いラケットになれていない方にはおすすめできません。

まず、最初に結論を言うとこのラケットかなりいいです。
というか、今回のスピードシリーズが良いのですかね?

今回、新しいテクノロジーを使ってるらしいですが、今回のテクノロジーはかなりいいですね!

打撃した最初の感想としては、ウイルソンぽいヘッドという感じです。
グリップも今までの扁平ではなく、ウイルソンのような形状をしています。
扁平になれたヘッドユーザー以外の方には受け入れられやすいのではないでしょうか?
また軽く打った感じは、ウイルソンに似てるなぁ、と言った感じでした。
フレームの固さも若干感じなくもないですが、打ってると慣れてきます。

さて、実際のインプレです。

まずはストロークです。
基本的にはフラット系のラケットで、しかしスピンも目が荒いせいかかけやすいです。
フラット気味にかなり強く入力した時には、弾丸のような球が打てます。
これはすごいです。
かなり極端なトップヘビーのkei-spec錦織限定モデルで打てた大砲のような打球がこれでも打ててしまう、という事に結構びっくりしました。
テクノロジーの進化がここにちゃんと結果として現れているのですかね?

一番のメリットとしては実にコントロールが良くて、強打した時にはフレームががっちりした印象になって、かなり強く叩きやすいです。
優しく打った時にはそれなりにホールドもあり、スピンもかけやすい一方、強く叩いた時にはがっちりした印象になって速い打球がかなり楽に打ちやすいです。
またアングルショットも得意なようで、ショートアングルも打ちやすかったです。
これが新しいテクノロジーの効果なのでしょうか?
だとしたら今回のテクノロジーは最高です。

そして一番不思議なのが、ボレーの時にはストロークの時のフレームのしっかり感から一転、しなやかさすら感じて、深く狙って打ちやすい感じでした。
ボレーで打撃すると一回ホールドしてから、コントロールの効いたボールが打ちやすいです。
自由自在にコントロールをつけたボレーが操れます。
この感覚は病み付きになりそうです。
なんというか、自分のボレーのレベルが一段階も二段階もアップしたように感じるほどに扱い易いです。

また、ストローク、ボレーともにいえることなのですが、ホールド感が長くて、打球感が良いせいか角度がかなりつけやすいラケットに仕上がっています。
コートを広く使えるラケットと言えるのではないでしょうか?

サーブはかなり良いです。
重量のせいか、威力も十分に出るし、球に重さものせられます。
また、スピン性能が良いのでスピンサーブの確率がかなり良かったです。
その上フラット気味で打った時には相当のスピードが出ます。
これは意外なほどで、センターを狙ってのサーブではしっかり打てれば予想した以上のスピードボールが打てます。
頭の軽さからしたら、こんなに速いボールが打てるの?と思うくらいにかなりの速い球が打てます。

また、相手に打球の感想を聞いたところ、ヘッドらしい感じのバウンドした後に滑るような球が来るとの事で、やはりフィーリングがウイルソンに似てはいてもヘッドのラケットなんだな、という印象らしかったです。

全体的にはかなり出来の良いラケットで、久々にヘッドのラケットしては今現在最高のラケットだと思います。

前作のMG系のラケットよりも今回のラケットはかなり出来が良いと感じました。
MGは少し神経質なとこがあると生粋のウイルソンユーザーの私は思っていたのですが、今度のスピードプロはウイルソンユーザーの私でもこれに移行してもいいかも!と思えるほどに完成度の高い特に欠点の見当たらないラケットに仕上がってます。

これからさらに打ってみて、もし新しい発見があたったらまた追記します。

2009年4月15日 (水)

復刻版アガシ・ラジカル・リミテッドのインプレ

今回は簡単なラケットインプレの掘り起こしです。

今日のインプレは、殆どコレクターアイテム的な復刻版アガシ・ラジカル・リミテッドです。
黒・黄色のラジカル初期モデルの復刻版ですね。

販売からは随分経ってますが、まだ少数ですがお店に在庫があったりしますね。

新しいラジカルもあるのにわざわざ古い設計のラケットを使う事の意義を不思議に思う方もいるでしょうが、元々が今でもプロスタッフを愛用している自分にとっては意外にも扱いやすい、むしろ古くさいダイレクトな打球感が2009年現在でも好みなのです。

まず何よりの違いは重量でしょう。
ヘッド純正レザーがついた状態でのストリング無し状態で325グラムあります。
で、バランスポイントが315mmくらい。
まあ最近の基準からしたらかなり重いぶるいに入るでしょう。
でもそれがいいんです。
しっかりした重さがある事と飛びがそれほど秀逸では無い事が逆に、しっかりとボールをヒット出来るクラシカルな感覚がありそれがとっても良いのです。

打球感は現行のマイクロジェル・ラジカルよりもはっきりした手応えがあって良いと思います。
比較すると全然飛ばない感じもしますが、プロスタッフと比べたら2倍は飛ぶ感じなので、問題はありません。
むしろ最近のラケットには無いクラシカルな打球感のラケットが新品で買えるというのはかなり貴重なんじゃないでしょうか?

飛びはそこそこ、コントロール性能は正直イマイチです。
でも決して暴発を連発するわけではありません。
あくまでも今のラケットと比べての話しです。
この辺りはやはり設計が古いラケットの限界といえるのかもしれません。
新しいマイクロジェル・ラジカルと比べると雲泥の差があります。
マイクロジェルは思ったよりもOSという事が気にならない程度に絶妙な飛びとコントロール性能のバランスを誇ってると思いますが、この限定ラジカルではそこらへんの性能は比べるべくもありません。

ざっくり言ってしまうと、2009年現在の基準から見ると決して勝負にこだわったラケットでは無く、むしろクラシカルな誰でも納得するような心地よさを堪能するお楽しみ系ラケットなのではないでしょうか?

勝負に徹するなら同じラジカルでも確実にマイクロジェルが勝ってると思います。
重量も軽いし、でもそれでいながら打ち負けないし飛びもコントロールも良いのですから。
まず現代のテニスで試合に拘る人ならば絶対に新しいラケットのがいいでしょう。

でも、なんと言うのでしょうかね〜
限定復刻ラジカルはそういう欠点もまた愛おしく思える、そんなラケットなのですよね。
細かい事なんて何も考えずにとにかくガンガンとボールをひっぱたくというスタイルでテニスをしているとこれほどテニスが面白いと思えるラケットはそうは無いと断言出来る程に楽しいのです。
勝負に勝つとか勝てないとかはさておき、テニス本来のボールを強打する快感という点においては本当に他ではなかなか見いだせない希有な魅力を持った素晴らしいラケットだと思います。

試合で勝ち負けに拘るだけがテニスじゃないですよね?

いや〜ヘッドもなかなかに味なラケットを復刻してくれたものだと感じ入ります。

2009年2月17日 (火)

ウイルソン「K-ProStaff88」のインプレ

今回は「K-ProStaff88」のインプレです。

ピート・サンプラス、シグネチャー入りラケット「K-ProStaff88」
これは本当にプロの世界を感じさせる、というかハード過ぎるというか…
とにかくスゴイラケットでした。

気になるスペックは

フェース 88sq
重量 349g
バランス 315mm

これは本当にスペックを見ただけで手強いんだろうな、という予想はたっていましたが、その予想を遥に上回る超ウルトラハードコア・ラケットでした。

まず、フレームだけの時点でものスゴク重く感じます。
そして張り上がった後なんてもう目茶苦茶重く感じます。

実際の重量もさる事ながら、やはりこの重さにしてこのバランスはさすがにキツイです。

でも、それにもめげずに実際にコートで打ってきました。

第一印象は「フレームしなるなぁ〜」という事でした。
「 k-sixone tour90US」はかなり堅めのフレームという印象なのですが、この「K-ProStaff88」はかなりフレームのしなりを感じます。

このフレームのしなり感は「ダンロップAG100」を思い起こさせるものがありました。
ただ、むこうは全然ヘッドライトで振り回しやすかったのですが…

ストロークですが、しっかり打撃出来れば流石に重さがある分だけ伸びのある良い打球が打てます。
初速はまあまあ出る。
確実に過去のプロスタッフ6・0よりは速い球が打てます。
それにラケットのフレックスが柔らかいからか、重さがあるからは分かりませんがバウンド後も伸びのある打球が行きます。

ただ、なんというか打っていてウッドラケットみたいな感触がありました。
これを良いと感じるか、悪いと感じるかは個人差でしょう。
正直私は良くない、と感じました。

全体的にスイートスポットの狭さは当たり前としても、スイートエリアも狭い印象です。
ちょっと打っただけで、これはキツイラケットだな、と思い知らされる感じがします。
少し厳しい球を打たれると返球するだけで神経を使います。
イージーさなんかは全く期待出来ません。

ボレーは結構辛いです。
なにしろヘッドが重いからきっちり構えてきっちりラケットヘッドをたててないと全然駄目です。
なにせスイートエリアが狭いから、打撃にも気を使います。
ただ、唯一の救いはしっかり打てれば相当に滑る良い打球が打てるという事でしょうか。

サーブは辛いの一言です。
私の腕力では重すぎて全然マックススピードでのスイングが出来ません。
ただ、しなり感は強いのでスピンはかけやすいです。
でも、これでエースをとるのは現状の技術では不可能に思えました。

なんだかネガティブな感想ばかりですが、やはりこのスペックは非力な私にはきつすぎた様です。

取りあえず、もう少し打ち込んでみてまた次の感想を記載したいと思っております。

ではまた!

2009年2月14日 (土)

錦織圭限定ラケット『K-tour95 -Kei-spec』のインプレ

突然ですが「K-tour95 Kei-spec」をやっと打ってきました。

最初から結論をゆうと、確かに重さはあるけど逆にそれが武器になる。
これを振り回せる筋力さえあれば使いたいかも!
かなり秀逸なラケットでした。
というとこです。

さて、気になるスペックは

錦織 圭選手限定ラケット「K-tour95 Kei-spec」

フェース 95sq
重量 313g
バランス 34.5mm

前回の印象と同じく、コートで振ると意外に振れます。
どんなにトップヘビーでも、やはり絶対的な重量は軽めだからでしょう。
あくまでもシリアス系ラケットとしてはですけど。
あ、これはプロ仕様か。

実際にストロークでボールを打撃してみると、Kの堅くて弾きの強いというか速い感触は残しつつ、トップの重さがあるから十分な食い付きもあるというなかなか一石二鳥な感じになってます。ただし、これを振り回せる筋力があるならば、筋力が持つならば、ですけど…

逆にいうと重いから手打ちが出来ずに、しっかり腰を捻って打つようにするからむしろ楽な感覚すらありました。
ヘタに軽すぎても手打ちばっかりして体が硬直して腕だけ妙に疲れたりしますからね。

で、打球の威力はさすが、折り紙付きの威力が出ます。
こんな速いボールを今までに打った事があるかな?と思うほどに速い球が打てます。
しかもバウンド後も失速せずに伸びのあるボールが打てる事も大事なポイントでしょう。

ボレーも重さが効いていて、むしろ振れないから丁寧に当てていこうという意識が功を奏して自然に逢わせるだけど良いボレーが打てます。

サーブも思った程難しくなく、むしろ自然なスイングの助けをしてくれる感じがしました。

全体的にどのショットも速い球が打てます。
個人的な感想は、ノーマルのハンマーは実は軽すぎなのではなかろうか?と思う程に絶妙なテニスの出来るラケットでした。

ただ、確かに重さはあります。
特にボレーで待ってる時なんかは、意識してシャフトの部分を左手で支えてやらないと右手首が負けちゃいそうな感覚になるのも事実です。
ストロークの時もしかりで、待ってる時はある程度左手で支える感じを少し意識しちゃいます。
まあ振りだしちゃえば勝手にヘッドが走りまくってくれるから逆にいい感じなんですけどね。

因みに自分は片手打ちなんですが、なんとか打てました。
両手打ちの人なら楽々よいボールが打てると確信しています。

男性でも、少しでいいいから腕力に自信がある人やちょっとだけでも鍛えている人ならば全然扱える許容範囲だと思います。自分は非力だ!と自任している方には絶対にオススメ出来ませんが…多分手首を痛めます。

でも、思っていたよりも常識の範疇に収まるラケットでした。
もっと常人には全く使えないラケットだと思ってましたから。

私の結論は上で述べた通りです。
ホントに想像以上の出来の良さに驚かされました。

大砲のような速い球が打てる感触はちょっとクセになりそうです。

比較対照がよくなりかもしれませんが、『K-prostaff88』に比べると全く楽に感じるラケットです。
『K-prostaff88』のインプレは次回以降に記録的に記載します。

ではまた!

2009年2月13日 (金)

『ピュア・ストーム・ツアー』のインプレ

突然ですが、『ピュア・ストーム・ツアー』のインプレです。

これはバボラ・ピュアコントロールの後継機種の『ピュア・ストーム・ツアー』です。

何処に当たったのか分からないとか、打球感がボンヤリしてアバウトにしか狙えないとかの理由で何となく拒絶してたバボラのラケットですが、ある日突然目覚めてしまいました。

きっかけは単純で、フェイスが95〜98sqでフレームは薄めの『ボックス形状』のラケットが欲しい!いう至ってシンンプルな欲望が始まりでした。

最近どちかと言えば流線型の形状のラケットの方が主流で、『ボックス形状』のラケットってあんまい無いですね、という結論に達するなか、じゃあバボラのピュアコンじゃないですか?との結論が出ました。

で、カタログを見ると今はピュアコンはモデルチェンジしていて『ピュアストームツアー』というやつになっていました。
スペック等から判断するとバボラらしくコスメだけのチェンジなのかな、という感じのものです。

手に持った感じは結構軽いし、ちょっとトップライト気味でなかなかいい感じです。
それにフレームも期待通りのボックス形状で、しっかり感がありそうで好印象。

早速コートで打ってみました。

いや〜ボックス形状のわりにはしなやかなフレームです。
これは個人的な感想ですが、今度のピュアストツアーはしっかりとハードヒット出来た時にはなんとも言えない気持ちの良い粘りを感じます。

あえて言ってしまうと、ブレードグラファイトの感触に似ています。
そうです、かつてプロスタッフに採用されていたブレード製法です。

そして何に一番似ているかな?と考えた時に思い浮かんだのが、『プロスタッフ・ツアー90USA』です。
あの強靱な粘り感に似ています。
ツアー90usをさらにパワーアップさせて、スピン性能もさらに向上させた感じです。
そういう意味ではツアー90のフェイスを大きくして、それに合わせてフレームもちょっと厚くした感じですね。

そういう訳で今回のピュアストツアーは相当に気に入りました。
基本的な打球感は柔らかめで、しっかり打った時には強靱に粘る。
パワー感もフレーム21mmとは思えない程のパワーを感じる。
少し荒めのストリングパターンのせいかスピンもかけたい分だけかけられる。
ボレーもしやすい。

結構いいとこづくしのラケットですが、唯一の欠点はやはりバボラ社が誇る「ウーハーシステム」ですかね?
わずかに打球感をぼやかして、どこに当たってるのか分からなくなる時があります。
まあでも、そんな時でもなんとか相手のコートに収まるのだから問題は無いのかもしれませんが…

まあミスに寛容なのはいい事なのでしょう。
それにプロスタ程は絶妙に球をコントロール出来ないのですが、もうこれはしょうがないでしょう。

とにかくメリットいっぱいのラケットで、ちょっとこれから期待の持てるラケットです。

そう言えば昔の「ピュアコントロール」を好きな人には今度の新しい『ピュア・ストーム・ツアー』はどうも受け入れられてないみたいですね。
なんとなく分かります。
私は逆に前のピュアコンは妙なしなりと頑固なフレームが全く駄目でしたから。

2008年11月15日 (土)

フェデラーがまさかのラウンドロビン敗退!

上海で行われているマスターズ・カップ、なかなか大変な事がおきていますね。

本日、ガオラで観戦したフェデラー対マレー戦の内容にはびっくりしました。

フェデラーは昨日から体調不良を訴えてましたが、今日はさらに辛そうでしたね。
でも、それでもスゴイショットを連発して今回負け無しのマレーを倒しつつ準決勝に進むと思っていたのですが…

マレーがさらに凄かった。
一つ一つのショットは明らかにフェデラーが上だと思うのですが、あの粘りというか、執念というか、しつこいプレーには脱帽ものでした。

とにかく最後は興奮して楽しく観戦する事が出来ました。

打ち込むフェデラーに守りまくるマレー、
成程、フェデラーがマレーに負けた試合の後で「マレーは守備的すぎる」といったのもまさに頷ける試合内容でした。
ただ、USの決勝の印象があったからフェデラーが意地を見せるのかなぁ、と思っていたのですが…

まあとにもかくにもこの年末に生放送で良い試合を見ることが出来て本当に良かったです。

明日は
マレー対ダビデンコ
ジョコビッチ対シモン
ですね。

順当ならマレー対ジョコビッチでしょうか?
どうなるか今から楽しみです。


しかし…放送観てるとかなりテニスやりたくなるんですが、後三週間は我慢しなくちゃいけない…寂しい…辛い…

早く骨折を治してコートに復帰したいです。

錦織選手仕様の限定ラケットも12月に販売するみたいですしね。
治った頃にはまた色々と楽しみがあるといいな。

はあ…でも…なんか夜になるとしょんぼりします。

早く次のアクションを起こさないといけないですね。
取りあえずは、足には悪いけど酒飲んでへべれけになってみますか。
何か見つかるかも。

2008年8月19日 (火)

「アンドレ・アガシ伝説の軌跡」

「アンドレ・アガシ伝説の軌跡」について。

WOWOWで放映されたもので、アガシの生い立ちから引退後の活動までをざっと追った内容でした。

その中で私が一番熱心に観たのは永遠のライバル「ピート・サンプラス」との激戦の様子。
もう今から10年以上前からの戦いから、2002年全米決勝の舞台までなかなかのボリュームで見せてくれました。
こうして一気にプレーを観ながら歴史を振り返ると、二人のテニスがいかに凄くて、かつエンターテイメント的だったかという事を再認識出来る内容でした。

印象的だったのは、2003年全米。
サンプラスの引退セレモニーでのアガシのビデオコメントでした。
「彼に挑戦する事はボクの特権だったと確信している」

2002年の決勝の最後、WOWOWの解説の岩佐さんが
「私たちはこの先、この二人以上のライバル関係を観る事があるのでしょうか?」
と言っていました。

本当にそうだな。と思いました。

ジム・クーリエ、マイケル・チャン、ステファン・エドバーグ、ボリス・ベッカー、イワン・レンドル、、、
ゴラン・イバニセビッチ、ミハエル・シュティッヒ、、、
当時のテニス界には様々な個性を持ったライバルがアガシと凌ぎを削りました。

そして新世代。
マラト・サフィン、レイトン・ヒューイット、アンディ・ロディック、、、
そして、現世代の王者ロジャー・フェデラー、、、

しかし、アガシの長いキャリアを通してみてもやはり「ピート・サンプラス」こそが究極のライバルだったのではないでしょうか。

今思う事は、ロジャー・フェデラーにそこまでのライバル関係が存在するのかどうか?
という事です。

ある人は言うでしょう。
ラファエル・ナダルがフェデラーに勝ち越してるじゃないか?
マラト・サフィンが本気になれば対等、あるいはロジャーを上回るかもしれない。
それはレイトンやアンディも同じかもしれません。

でも、ロジャーは孤独な王者だと思います。
孤高とも言えるでしょう。

アガシはかつてサンプラスを
「疑う余地もなくボクが今まで対戦した相手の中で最強だった」
と表しました。

アガシは非常にクレバーなんでしょう。
その後、比較してロジャーはとっても強いんだよ!という発言はしても、ロジャーが史上最高とは最後まで言いませんでした。
その意味は我々が勝手に妄想を膨らます材料でしかないのかもしれませんが、、、

我々の定めは過酷で、それでいて残酷で、でも楽しいものかもしれません。
比べること自体無意味な事なのに、今でも比べる人がいます。
全盛期のサンプラスと今のロジャーが戦ったらどっちが強いんだ?と。
そして私も思います。
全盛期のアガシのストロークにロジャーは打ち勝てただろうか?と。
勿論意味は無いけど、こうした空想は楽しいものです。

そうした時、やはり偉大なるカリスマ、アンドレ・アガシと、記録ずくめのチャンピオン、ピート・サンプラスの二人のライバル関係は永久不変のものなのだな。と時を止めて思います。

2002年、全米に優勝し引退したサンプラスと、2006年、坐骨神経痛と戦いながら最後までコートに立ち続けたアガシ。
本当に対照的な二人だと思います。
だからこそ素晴らしいライバル関係にあれたのでしょう。

きっとこの記憶は永遠に残り続けます。
素敵な生き様をありがとう。

2008年7月15日 (火)

バボラ『ピュア・ストーム・リミテッド』「ピュアストームltd」のインプレ

突然ですが、『ピュア・ストーム・リミテッド』もしくは「ピュアストームltd」が届きました。

日本でも夏場に向けて一斉に販売開始するみたいですね。
今月末か、来月には販売開始でしょうか?


さて、気になるスペックは

『ピュア・ストーム・リミテッド』

フェイスサイズ 95sq.in
長さ 27.0インチ
重量 320g (ラケット表記)
バランス 305mm(ラケット表記)
フレーム厚 19mm
ストリングパターン 18×20


ですね。
こうして数字だけみるとトップライトの割りに重量が少々軽めなの以外はかなり本格的なツアー系という事が分かります。

まあもっとも何よりの特徴は久々の超トップライト設計でしょうか。
で、ものすごく目が細かい。

これはとにかく速いスイングスピードで使え!という事でしょうか?
まあそうなんでしょうが…

さて、実際に触った感じですが。

う〜ん、全然全く「ピュアストームツアー」とは違います。
名前は似てるけど、別物のラケットと思った方が良いですね。

張り上がった感じはかなりイイ感じです。
スイングウエイトが軽いから、扱いやすそうなツアー系という趣です。

レザーのグリップがまた何ともイイですね。

重量が320gでトップライトだからとにかくスイングウエイトが軽いです。
これは重りで調整する必要がありそうですね。


実際に試打してみました。

ミニストロークでかる〜く打った感じだとボールがしっかりと乗ってくれません。
弾きが速いというか、ストリングの目が細かすぎてノラないというか…

ロングのストロークでしっかり打った時にはフラット系の伸びやかな打球が打てますが、色々打っていると、素の状態だとやはり些かトップの重量が足らない気がします。

後は弾きが速いせいか、強いスピンはかけずらいです。
ナチュラルなフラットドライブは最高に打ちやすいです。

低めの打点でしっかり打ち抜いた時は、糸引くような、何とも言えないするどい打球が打てます。
相手によると、バウンド後もかなり球が伸びてくるみたいで、『重い』と言っていました。

この感じは「フォルクル」の「DNX-10」に似てるかもしれません。

但し、ちょっと気になったのは、高い打点に来たボールの処理が結構難しいところです。
打ち抜くには相当の力がいるし、スピンで逃げようとしても飛びが悪くて失速気味の球になってしまいます。
勢い、高い打点に来たら最後ジャンプしてたたき込むようなやたらと体力を使う感じにしかなりませんでした(^^;
でも、あまりイイ球がいかないのは私の腕の未熟さのせいでしょうね。

それから前述の通り、フレームが薄いのは本当に伊達ではなくて、かなりの剛性感があります。
これと比べるとピュアストツアーがおもちゃみたいに思えます。

ボレーは意外?にもやりやすいです。
もう少し弾くのかと思ったら意外とノリが出ますし、結構なパワーもあります。
滑らせるボレーから、ハイバックボレーのような時まで幅広く対応してくれます。
まあ基本がトップライトなので、操作性は抜群という長所がボレーのしやすさの由縁ではあるのでしょう。

ただ、このボレーをした時には思っていた以上のパワー感を感じる事が出来ました。

う〜ん、なんだか不思議な二面性を感じます。
やはりブレイド・グラファイトなの???

そして特筆すべきはサーブでしょう!
トップライトと飛びの良さの絶妙のマッチングからか、コントロールのつけやすいかなりイイ早いサーブが打てます。
サーブだけだったら今のセッティングのままで良い程です。
こりゃあイイです。

練習試合で使ってみた感想ですが、乱打で使った感想よりもコントロール重視で展開させた場合、ラケットに絶妙のアシストがあって思いのほかイイ球が楽に打てる気がしました。
イメージではもっとアシスト感はないのかな〜、なんて思っていたのですが、これは良い意味で裏切られました。

でも、ものスゴクパワー感があるという訳ではないので、パワー重視の展開をされる方は避けた方がいいかもしれません。

あくまでも丁寧にコントロールをしつつ展開をしながらネットについてボレーで決める、みたいな展開を望む方には望外の結果が得られるかもしれません。

因みにやはりこれはシングルス向きだと思いますし、ダブルスにはあまり向かないのかな、と思います。
ま、使う人の腕次第でしょうが。

今の段階で私が感じ事を簡単に言うと、面を大きくして飛びを良くしたプロスタッフという感じです。
この感覚は私の期待を裏切りませんでした。
このラケット、相当の潜在能力を秘めている気がしてなりません。
至って個人的ですが、ツアー系としては久々の大ヒットの予感がします。

結構極端なトップライト設計なので、好みの問題から使い手も選ぶラケットかもしれませんが、相当に面白いラケットである事は間違いないでしょう。

さて、そろそろ販売間近ですがこれからどうなることやら。
興味津々です。

2008年7月 1日 (火)

『ダンロップ エアロジェル100(DUNLOP)AEROGEL 100』

突然ですが、日本では限定で発売された『ダンロップ エアロジェル100(DUNLOP)AEROGEL 100』を打ってきました。
なかなかに好印象だったので記録に残します。

気になるスペックは

フェイスサイズ 90sq.in
長さ 27.0インチ
重量 320g
バランス 310mm
フレーム厚 19mm
ストリングパターン 16×19

フェイスの感じはプレステージに少し似ていて、取り回しの良さはいかにもミッドサイズという感じです。
ストリングパターンは平均的ですが、張り上がりを見ると結構荒く感じます。
真ん中周辺が荒くなってるので、そう見えます。ツアー・フェデラーと一緒の考え方でしょうか。

そしてこのラケット、コスメが良いですね!とってもキレイです。

第一印象は柔らかくてしなやか!というフィールで意外にも広いスイートエリアと想像以上のパワーに驚かされます。
むしろこの薄さとフェースサイズでよくここまでのパワーが出せるな、と感心しました。
初打ちにも関わらずドライブボレーまで気持ち良く打てちゃいましたから!
それだけ打ちやすくてパワーがあるように思います。
因みにプロスタッフではパワー不足でドライブボレーをあまり打とうとは思いません。

ストロークがまた良くって、すっと抜ける良うな気持ち良い打球感を残しながら飛んでいった打球はバウンド後にさらに加速してるかのように見える位にノビが出ます。ただ、打球の『重さ』はカルイみたいです…そこが唯一の欠点でしょうか?
ただ、相手がボレーで受けた時は『重い』と言ってました。

至って個人的な感想ですが、元祖プレステージの柔らかいフィーリングにさらにパワーを足した感じがして、今ではクラッシクと呼ばれているプレステージの感触に似ていると思いました。
そういう意味でかなり完成度の高いラケットなのでは?

特にかつての所謂『プレクラ』好きの方には『i』や『LM』や『FP』よりも純粋な進化系として捕える事が出来るのではないでしょうか?

面の小さささえ気にならなければ、ハードコアがお好きな方から割りとソフトコアな方まで幅広い層に受けるラケットだと思います。ただし、記載通りだとすればフレックスが63とかなり柔らかいので堅いラケットが好きな方は避けた方は賢明です。
(でも市販のプレクラのフレックスも大体その位ですよね。)

堅さ的には普段プロスタッフを好んでいる私からすると『ギリギリ』の所です。

素の状態だとスイングウエイトがかなり軽く出ているのが特徴みたいでブンブン触れてしまいすぎで扱い易すぎな感じがしたので、鉛を6グラムヘッドの上の方よりに張ったのですが、それだとシャフトのしなりが出過ぎてしまい私には違和感がありました。
その位しなやかなフレームだという事ですね。

あえて軽いバランスのまま強いスイングで使うのが良いと思います。

総合的にかなり良いラケットでした。
いないでしょうが、ミッド好きな女性がいたらオススメしたいほどです。

ヘッドのプレクラから未だに逃れられない方は1回試打してみる事をオススメ致します。

2008年5月29日 (木)

プロスタッフ6・0-85

最近またまたプロスタッフに興味津々です。

まだ販売継続してるとはいえ、もういい加減廃盤じゃないの?と思うほどにクラシカルなラケットで、実際にボールを打撃してもフィーリングはぴか一でコントロールも絶妙な反面、現代のラケットに比べたら全くもって打球は遅い。

まあ何処に優先順位を置くかが一番の問題なわけですが…
感触は絶妙なので、楽しいテニスには向いてるかもしれません。
でも、面の大きさが最近の基準でいったら最小の85sqしかない。
だからちょっとでも真ん中を外すとボールが飛んでくれない。

まあでもしっかりした技術がある人だったらコントロール性能は抜群な訳だから最高に楽しめますよね。
私はそこまで上手くないので無理ですが…

でも、なんか不思議と気になるんですよね〜

やっぱりこれを使いこなしたい!という欲望にかられるというか…
パワーは筋力で補えさえすれば、こんなにいいラケットはないわけで。

でも、最近の簡単にスピードが出せるラケットと比べると体力の消耗度合の著しさは顕著なわけで。
まあ正直本当の意味で実戦向きではないですよね。

でもなんか最近思うんです。
じゃあ、最近の新しくてよく出来たラケットを持ったからといって試合に勝てるのか?と。

未熟な私の腕ではどんなラケットを持ったところでやっぱり上には上が居て、結局頑張っても大体途中で負けてしまう。
であれば楽しいテニスが出来た方がいいなぁって。

でも、かといってプロスタッフだとさらに勝てる確率が下がる気もするから、そうすると楽しくは無いわけで…

そんな迷いスパイラル状態が最近続いております。

まあ最終的には憧れってやつですか?
エドバーグにクーリエ、ツアーに出たばかりの頃のフェデラー、そしてサンプラスが愛用していた1品という事だけでなんだかプロスタッフを使う事に憧れを感じてしまうんですよね〜

今普通にやるなら絶対にKの90のがいいとは思うんですよ。
さらに勝ちを目指すなら95でしょう。

でもそれらには歴史が無いんですよね。
プロスタッフミッドみたいな。

まあヘタクソのアマチュアではありますが、だからこそ憧れるんですよね。

難しいところです。

2008年5月28日 (水)

ポリエステル・ストリングについて

最近のラケットとストリングの進化は激しいですね!

必ずしも新しいモノが良いとは限らないのかもしれませんが、最近のプロの試合を見ているとなんだか進化を感じざるをえません。

多くのラケットが高反発になり昔よりも簡単にスピードボールは打てる、でも高反発な分打球感が堅くなったりもする。でもそれをサポートするストリングも沢山開発されていて、現代のフレームによくマッチした性能を提供しているような気がします。

ストリングといえば昔はあくまでもナチュラルが帝王で、プロは大抵ナチュラルを使っていた記憶があります。
でも今はポリエステル全盛時代!
ナチュラル×ポリなんかのハイブリッドも含めてかなり多くの選手がポリエステルのストリングを使っています。

最近では一般の方もポリを使っている方も多いと思います。
ルキシロンのアルパワーなんかが一番有名ですかね?
でも最近になって、アマチュアはポリでは怪我やエルボーになりやすい、なんて話しも出てきています。
そしてそれを解消するために多くの店がポリとシンセティック等とのハイブリッドを勧めていますね。
また、ジュニアはポリを使わない方がいいとかの議論もあるみたいだし。

でも、どうなんでしょうか?
実際にプロはそれこそ我々とは比較にならない程にテニスをしてる訳で、そんな人達がポリを使いまくってる。
でも、あまりエルボーになったって聞いた事がないですよね?

サーブを強く打ちすぎなのか、肩の故障や、連戦の疲れかヒザの故障は多いですが…

とすると、フォームが悪い、もしくは筋力が足りない事がポリの弊害を導いてしまっているのではないかと。

だから、一概にポリを悪者にするのはどうなのかな、と思った今日この頃でした。

因みに………私は感触が鈍いからポリはあまり好きではありません(爆)

2008年5月 8日 (木)

ハンマーの憂鬱

気候的にこの時期のテニスは最高の環境ですね。

紫外線が強い時期ではありますが、それさえケアをすれば全力で動いても熱すぎず寒すぎずいいあんばいです。

さて、久方ぶりにnTOUR2 95のストリングを張り替えてきちんと真面目に打ってみました。
もし扱えるようなら真剣に使いたいとのもくろみもあり、ちゃんとしてみたのですが…

結果から言えば扱いきれませんでした。
打っていてなんとも言えないフラストレーションが溜まります。

このラケットの特徴として、しっかりとリラックスをして力まずに体で打つ感覚で打てれば最高の打球が飛んでいきます。

がしかし、やっぱり決め球の時はむしろ力みたい!!!
(力みなくしてカタルシスはねぇ!by 勇次郎)

力まないテニスなんてどこが楽しいんだ?
ありったけの力をボールにぶつけるのが個人の趣味のテニスの醍醐味だろう?
何がリラックスが大事だ、だ。
リラックスなんて部屋で一人で酒呑む時だけで十分だ!!!
テニスが貴族のスポーツだなんて遥か昔の話しだろ?
サンプラスとアガシの打ちあいが格闘技のようだと称されえる現代テニスではいかに相手を潰すかでしょ?
何せテニスは勝ち負けのある勝負なんだし。
だったら素人の我々は力まずして何のためにテニスをしてるのか?

そんな歪んだ信念を持つ私にはちょっと無理だったみたいです。

いや〜、本当にいいラケットなんですけどね。
扱う人を選ぶというか…いや、きっと普通に素直な人なら問題はないのでしょうか?

結局今の自分のテニスは出来るだけスイングスピードを上げる方向性に行っている事を再認識しました。

はあ、期待してたんだけど…

2008年5月 3日 (土)

ウイルソン K-six.one TOUR90 USspec

唐突ですが、『ウイルソン K-six.one TOUR90 USspec』のインプレです。

気になるスペックは

フェイスサイズ 90sq.in(581cm2)
長さ 27.0インチ
重量 340g (ラケット表記)
バランス 305mm(12pts HL)
フレーム厚 17mm
ストリングパターン 16×19

因みに日本で普通に販売しているいわゆるアジアスペックは

フェイスサイズ 90sq.in(581cm2)
長さ 27.0インチ
重量 320g(US版より20g軽い)
バランス 315mm(US版よりちょっとトップヘビー)
フレーム厚 17mm
ストリングパターン 16×19

ですね。

実は最初に日本版の初期バージョン(フレームに【K】ARBON BLACKとか書いてあったやつ、今は【K】AROPHITE BLACKと書いてありますね)を2本手に入れて、最近になってUSスペックを入手したんですがこの二つ、外見こそそっくりですが打球感や打ち応えと実際の球の威力は全然違います!!!マジビックリな程です!!!

最初に購入した日本版(320g)は『K』になってからフレームの頑強さばかりが気になってしまい、その上に実際に剛性も高いのでしょう球離れがとても早くてかなりハードヒットしても食い付くフィーリングを感じるまえにボールが射出されてしまい、その結果としてボールに力を伝えきれない(実際に球威が出ない)もどかしさを感じる、正直中途半端なラケットだと感じていました。
全然自分の適性tensionも見つけられなかったし…

がしかし、US版は違います!!!

因みに重量に関してなのですが、US版はラケット表記こそ340gとなっていますが、購入したお店ではほとんどおまけの振動止めがついていないのに345g位が平均値で、日本版は付属の振動止めがグリップ部分ビニール内にくっついているにも関わらず大体平均325g前後が多くて重量感は別物?という位違いがある事は付記しておきます。(実際の重量は平均値で25〜30gは違うのではないでしょうか?)

これまた因みになんですが、日本版とUS版の違いをお店の人に聞いたら、あるベテランそうな人は(売れれば良いという感じの30歳後半くらいの人)『重量の違いだけでフレームは全く一緒です』といい、まだ入りたてと自分で言っていた若い店員(いかにもテニス好きそうな今年就職したと言う20歳前半の若い男の子)は『確かに打つと日本版とUS版はフレームのしなりかたが違いますよね〜』と言っていました。

そういう訳で、この両者の激違い感がひとえに重量のせいなのか、それとも本当にフレームのフレックス、もしくは構造も違うのかは闇の中ですが、私自身はこの二つ別物に感じました。

さて、US版の第一印象ですがフレームの頑強さこそ確かに感じるものの十二分な食い付き感があって、フレームに日本版では全く感じられなかった何とも言えない絶妙なしなやかさを感じます。

そしてそのしなやかさがもたらす絶妙の食い付き感が心地よく、ハードヒットした時にはまさに期待通りの球速と球威の両方が精妙なバランスで与える事が出来ます。
一言で言って「思った通り」に打てるという感じです。

ストリングパターンは限定販売されたツアー・フェデラーと一緒なのでスピンのかかりも非常に良いし、ウイルソンが謳う「『K』はコントロールが最大のセールスポイント!」というのがよく理解出来るほどにコントロールしやすいラケットです。

ツアー・フェデラーと比較すると、打球の絶対スピードはツアー・フェデラーのが速くて、スピンのかけやすさ含めてよりピンポイントに狙った所に打ちやすいのが今回の『K』だと思います。
『K』でツア・フェデラーなみのスピードを出そうとするとかなり腕力がいって、スイングスピードを早める必要があります。

打球感は『K』のがよりはっきりくっきりしていて、これと比べるとツアー・フェデラーはちょっともっさり感じる位です。
tension感の違いとしては、ツアー・フェデラーで56lbsの感触が欲しい場合、『K』だと53lbsで同じくらいの堅さに感じます。

ボレーですが、『K』は多少球離れのはやさを感じるので少々打ちにくく、結構ラケットをしっかりとセットして少しでもスライス系のスイング軌道を加えてやらないとどこかにぶっとぶ事もあります。その反面、しっかり打てれば滑るキレのよいボレーが打てます。
そういう意味ではツアー・フェデラーのが面への食い付き感が多いのと多少ぼやけた感じもしながらもスイートエリアが広いのかトータルでは打ち易いです。
ボレーの場合だけはツアー・フェデラーがコントロールがよくて、『K』のが威力が出る感じですね。

特にボレーで追い込まれた時には大きな違いが出ます…
ツアー・フェデラーは合わせる事さえ出来れば結構良い返球が出来ますが、『K』は下手すりゃネットすら越えてくれない時がある位違います。
ま、ここは堅いフレームゆえに仕方無い所でしょう。

サーブは甲乙つけがたいです。
絶対的なスピードでツアー・フェデラー、キレや変化とコントロールで『K』に軍配が上がります。
私の場合は変化がつく『K』のがエースを数多くとれました。
いずれにせよスイングでスピードの出せる力のある人だったら『K』のがオススメです。
ある程度楽に速いサーブを打ちたい場合はツアー・フェデラーのがオススメです。

さて最後にストロークですが、前述したようにフラットドライブ系の場合のスピードはツアー・フェデラーのが速い球が打てます。
そういう意味ではテニスが相手と真っ正面から打ちあうだけのスポーツだったらツアー・フェデラーの方が武器になると思いますが、相手の居ないところを狙って打つのがテニスだとした場合、『K』の方がより自分の狙った所に「打ち込みやすく」結果的に相手を追い込む事が出来るのではないでしょうか。

それから小さいスイングのカウンターは『K』のが打ちやすいです。

スピンも例えばプリンス・グラファイトOSみたいにグリグリのスピンはかかりませんが、そこそこバウンド後に跳ね上がる位のスピンであれば結構打てて好感触です。
打ってる側の印象としては、『K』のがバウンド後のノビも少しだけ上回ってるのかなぁ、という印象です。

それから感覚的な言い回しですが、腕力のある男性と打ちあった場合においては『K』のが相手を押しやすいです。
ただ、これは相手の球にも威力があるという前提が無いと成り立たないのですが…
相手の球も速くて強い場合、よりカウンターで強打しやすいのが『K』で、相手は関係なく自分の力とスイングで押しいけるのがツアー・フェデラーという関係性でしょうか。
そういう意味で、男性でも球質の軽い相手や、相手が普通の女性の場合ではツアー・フェデラーの方が相手を押しやすいと思います。

ただ気になるポイントとして『K』は意外にもミスショットにはあまり寛容ではありません。
『K』はちょっとでも打ち損じるとかなり暴発して思ったよりもぶっとびます。
これもフレームの堅さが出てる所なのでしょう。
そこはツアー・フェデラーの方が寛容な感じで、多少ヒットポイントがずれても食い付いてる時間がより長い分抑えが利くという感じがしました。

後はロブも『K』は慣れないと打ちにくいです。
あまりスイングをしっかりせずに安易に打つと短いロブになりがちです。
そこは食い付きがより長く感じるツアー・フェデラーの方が長さが出しやすいです。

最終結論としては『K』は現代テニスに於いてはかなり面白い味付けのラケットだと思います。

面が小さくて、フレームも薄いラケットの生き残りを考えたときにこの味付けはまさに絶妙なのではないでしょうか?
さすがウイルソン社、良い仕事をしています。

あ、但しそもそも球速の速いパワーテニスが主流の現代テニスの中で、ただでさえ不利(デメリット)な所の多い面の小さい『TOUR90』を選ばれる方はきっと相当のテニス好き、もしくはウイルソンのコアなファン、もしくてはプロスタッフから何時までも抜けられない人、もしくはフェデラーマニアだと思われますので、そういう方はくれぐれも日本版は避けた方が良いと思います。

やはり『K』の真の誠なる姿は『ウイルソン K-six.one TOUR90 USspec』だと思います!!!

最後にこれだけは強く断言しておきます。

2008年4月 7日 (月)

伊達公子さん現役復帰

なんだか伊達公子さんが現役復帰の会見を開いたらしいですね。
はて?
何処まで本気なのでしょうか?
御年37歳らしいのですが、スゴイ気合いです。

でも、日本のテニスの振興のためにも是非頑張って欲しいです。

2008年4月 4日 (金)

ロディックがフェデラー破る!

う〜ん、今年のフェデラーはヤバイですねぇ。
ソニー・エリクソン・オープンでついに超お得意様だったロディックにまで負けてしまいました。

以前雑誌で、「フェデラーは天才肌のマッケンローに似ている!」という比較記事がありました。
それによるとそれまでやたら強かったマッケンローが突然勝てなくなり、その後のグランドスラムもウインブルドンだけしかとれなくなっていった過去の記録が掲載されていたのです。

そして、実はそのマッケンローが勝てなくなった年齢というのがフェデラーで言えばまさに今年なのです!

しかもいくらウイルス性の単核症という病気を患ってる(いた?)とはいえ、今年は1回も優勝出来ていないのですから。

歴史は繰り返すといいますが、フェデラーにもそれが当てはまるのでしょうか?

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