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2009年5月 8日 (金)

ヘッド『スピードMP16x19』試打インプレ-ラケット

今回は前回のヘッドの『スピードプロ』に引き続き、『スピードMP16x19』試打インプレです。

気になるスペックは

ヘッドサイズ 100sqin
重量     315グラム
バランス   310mm
フレーム厚  20mm
ストリングパターン 16×19
RA値     67

今回の『スピードシリーズ』共通の特徴がグリップの形状でしょう。
この『スピードMP16x19』も今までのヘッド伝統の扁平ではなくて、ウイルソン的な形状をしています。
私的にはとても握りやすくて、相当に好印象です。

これも重さが315グラムあるのですが、やはりトップライト気味で、案外重さは感じません。
ウイルソンのK6.1−95と似た感じといえば似た感じですね。
通常の男性から、力のある女性まで扱えるのではないでしょうか?

打撃した最初の感想は、『スピードプロ』よりもウイルソンぽさが減ってるヘッドという感じです。
『スピードプロ』がウイルソンに大分よったヘッドのラケットだとしたら、この『スピードMP16x19』はほんの少しだけウイルソンの要素を取り入れたヘッドのラケット、という感じです。
生粋のヘッドらしさという意味では、プレステージ系統には一歩譲るといったとこでしょうか?
まあでも、今までのヘッドのラケットからしたら随分と、クセというか独特のフィーリングが薄まり、より一般的になった気がします。

さて、実際のインプレです。

まずはストローク。
ストリングパターンが今までのヘッドの基準からしたら荒いせいか、基本的にはスピン系のラケットです。
フレームもそんなに厚い印象はないのですが、かなりパワー感もあります。
実は最初のころに使っていてちょっと思ったのが、バボラのアエロプロドライブみたいだな〜と少しだけ感じました。
ようするに、ボールの上がりばなを叩いていくよりも、少し後ろで構えて強めにスピンをかけて打っていくと相手コートで相当跳ね上がるボールがいとも簡単に打てます。
但し、これはなれていくに従って十二分にあがりばなも叩けるという事が分かってきました。

また、スピードシリーズの特徴なのか、このラケットもまたアングルショットがとてもイージーに打ちやすいです。
少し長めのホールド感を感じながらボールが射出されるという感じなので、余裕のある時は相手の動きをじっくりみてからアングルでも逆でも、ダウンザラインでも狙って打っていけます。

そしてこのラケットで特に気に入ったポイントが打球感の良さです。
とにかく強く叩いた時の打球感と打球音が絶妙で、最高に気持ちの良いストロークが打てます。

唯一のウィークポイントは、絶対的な球速が思ったよりも出なくて、『スピードプロ』には迫れない、というか、あまりスピードボールで勝負するラケットではない、という事でしょうか?
その代わりコントロールの幅の広いラケットなので、そこにメリットは見いだせます。


次にボレーです。
これはかなりいいです!
ホールド感が長いから、短く浮かないドロップショットから、深く滑るボレーまで多彩なショットが可能です。
それにヘッドが軽くて取り回しがいいから、ローボレーからハイボレーまでかなり操作性よく扱えます。
これならダブルスの激しいボレーにも自信を持ってついていけそうです。
またストロークで長所にあげた、角度のつけやすさがボレーにも生きており、アングルボレーも今まで使った事のあるラケットの中では一番だと感じました。


次はサーブです。
サーブの球種にもよるのかなと思いますが、とにかくこのラケットがサーブが良いと私は思いました。
スピンサーブはやたらと跳ねるし、スライスのキレもいい、その上フラット気味のサーブもコントロールがつけやすくて、かなり満足感が得られました。
『スピードプロ』ほどのフラットの爆発感こそありませんが、私のレベルではこのラケットの方がかなり実戦的なサーブが打つ事が出来ました。
スピンが強くかかるから確率もあげられるし、コースや球種の打ち分けも相当にやりやすい良いラケットだと確信しました。


今回もまた、相手に打球の感想を聞いたところ、これまた『スピードプロ』に似た感じのヘッドらしいバウンドした後に滑るような球が来るとの事で、但し絶対的なスピードはいまいちと言っていました。
でも、その代わりに強いスピンの跳ね上がり方やアングルをつけられた時のボールにノビがあって、絶対的にはいやな球が来るとの事でした。

スピードで圧倒する『スピードプロ』にコントロールとスピン性能が持ち味の『スピードMP16x19』という棲み分けですね。

これまた全体的にはかなり出来の良いラケットで、久々にヘッドのラケットしては今現在最高のラケットだと思います。

今回の「スピード」シリーズ最高にいいです。
間違いなく、現在出ているウイルソンのラケットよりも現代のラケット的な進化を感じられるラケットになっていると私は確信しております。
それだけ両方ともに好印象でした。

現在、私も『スピードプロ』か今回の『スピードMP16x19』に移行しようと真剣に悩んでいます。
スピードをとるか、コントロール&スピンをとるか…悩ましいかぎりです。

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