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2009年4月15日 (水)

復刻版アガシ・ラジカル・リミテッドのインプレ

今回は簡単なラケットインプレの掘り起こしです。

今日のインプレは、殆どコレクターアイテム的な復刻版アガシ・ラジカル・リミテッドです。
黒・黄色のラジカル初期モデルの復刻版ですね。

販売からは随分経ってますが、まだ少数ですがお店に在庫があったりしますね。

新しいラジカルもあるのにわざわざ古い設計のラケットを使う事の意義を不思議に思う方もいるでしょうが、元々が今でもプロスタッフを愛用している自分にとっては意外にも扱いやすい、むしろ古くさいダイレクトな打球感が2009年現在でも好みなのです。

まず何よりの違いは重量でしょう。
ヘッド純正レザーがついた状態でのストリング無し状態で325グラムあります。
で、バランスポイントが315mmくらい。
まあ最近の基準からしたらかなり重いぶるいに入るでしょう。
でもそれがいいんです。
しっかりした重さがある事と飛びがそれほど秀逸では無い事が逆に、しっかりとボールをヒット出来るクラシカルな感覚がありそれがとっても良いのです。

打球感は現行のマイクロジェル・ラジカルよりもはっきりした手応えがあって良いと思います。
比較すると全然飛ばない感じもしますが、プロスタッフと比べたら2倍は飛ぶ感じなので、問題はありません。
むしろ最近のラケットには無いクラシカルな打球感のラケットが新品で買えるというのはかなり貴重なんじゃないでしょうか?

飛びはそこそこ、コントロール性能は正直イマイチです。
でも決して暴発を連発するわけではありません。
あくまでも今のラケットと比べての話しです。
この辺りはやはり設計が古いラケットの限界といえるのかもしれません。
新しいマイクロジェル・ラジカルと比べると雲泥の差があります。
マイクロジェルは思ったよりもOSという事が気にならない程度に絶妙な飛びとコントロール性能のバランスを誇ってると思いますが、この限定ラジカルではそこらへんの性能は比べるべくもありません。

ざっくり言ってしまうと、2009年現在の基準から見ると決して勝負にこだわったラケットでは無く、むしろクラシカルな誰でも納得するような心地よさを堪能するお楽しみ系ラケットなのではないでしょうか?

勝負に徹するなら同じラジカルでも確実にマイクロジェルが勝ってると思います。
重量も軽いし、でもそれでいながら打ち負けないし飛びもコントロールも良いのですから。
まず現代のテニスで試合に拘る人ならば絶対に新しいラケットのがいいでしょう。

でも、なんと言うのでしょうかね〜
限定復刻ラジカルはそういう欠点もまた愛おしく思える、そんなラケットなのですよね。
細かい事なんて何も考えずにとにかくガンガンとボールをひっぱたくというスタイルでテニスをしているとこれほどテニスが面白いと思えるラケットはそうは無いと断言出来る程に楽しいのです。
勝負に勝つとか勝てないとかはさておき、テニス本来のボールを強打する快感という点においては本当に他ではなかなか見いだせない希有な魅力を持った素晴らしいラケットだと思います。

試合で勝ち負けに拘るだけがテニスじゃないですよね?

いや〜ヘッドもなかなかに味なラケットを復刻してくれたものだと感じ入ります。

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