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2008年7月15日 (火)

バボラ『ピュア・ストーム・リミテッド』「ピュアストームltd」のインプレ

突然ですが、『ピュア・ストーム・リミテッド』もしくは「ピュアストームltd」が届きました。

日本でも夏場に向けて一斉に販売開始するみたいですね。
今月末か、来月には販売開始でしょうか?


さて、気になるスペックは

『ピュア・ストーム・リミテッド』

フェイスサイズ 95sq.in
長さ 27.0インチ
重量 320g (ラケット表記)
バランス 305mm(ラケット表記)
フレーム厚 19mm
ストリングパターン 18×20


ですね。
こうして数字だけみるとトップライトの割りに重量が少々軽めなの以外はかなり本格的なツアー系という事が分かります。

まあもっとも何よりの特徴は久々の超トップライト設計でしょうか。
で、ものすごく目が細かい。

これはとにかく速いスイングスピードで使え!という事でしょうか?
まあそうなんでしょうが…

さて、実際に触った感じですが。

う〜ん、全然全く「ピュアストームツアー」とは違います。
名前は似てるけど、別物のラケットと思った方が良いですね。

張り上がった感じはかなりイイ感じです。
スイングウエイトが軽いから、扱いやすそうなツアー系という趣です。

レザーのグリップがまた何ともイイですね。

重量が320gでトップライトだからとにかくスイングウエイトが軽いです。
これは重りで調整する必要がありそうですね。


実際に試打してみました。

ミニストロークでかる〜く打った感じだとボールがしっかりと乗ってくれません。
弾きが速いというか、ストリングの目が細かすぎてノラないというか…

ロングのストロークでしっかり打った時にはフラット系の伸びやかな打球が打てますが、色々打っていると、素の状態だとやはり些かトップの重量が足らない気がします。

後は弾きが速いせいか、強いスピンはかけずらいです。
ナチュラルなフラットドライブは最高に打ちやすいです。

低めの打点でしっかり打ち抜いた時は、糸引くような、何とも言えないするどい打球が打てます。
相手によると、バウンド後もかなり球が伸びてくるみたいで、『重い』と言っていました。

この感じは「フォルクル」の「DNX-10」に似てるかもしれません。

但し、ちょっと気になったのは、高い打点に来たボールの処理が結構難しいところです。
打ち抜くには相当の力がいるし、スピンで逃げようとしても飛びが悪くて失速気味の球になってしまいます。
勢い、高い打点に来たら最後ジャンプしてたたき込むようなやたらと体力を使う感じにしかなりませんでした(^^;
でも、あまりイイ球がいかないのは私の腕の未熟さのせいでしょうね。

それから前述の通り、フレームが薄いのは本当に伊達ではなくて、かなりの剛性感があります。
これと比べるとピュアストツアーがおもちゃみたいに思えます。

ボレーは意外?にもやりやすいです。
もう少し弾くのかと思ったら意外とノリが出ますし、結構なパワーもあります。
滑らせるボレーから、ハイバックボレーのような時まで幅広く対応してくれます。
まあ基本がトップライトなので、操作性は抜群という長所がボレーのしやすさの由縁ではあるのでしょう。

ただ、このボレーをした時には思っていた以上のパワー感を感じる事が出来ました。

う〜ん、なんだか不思議な二面性を感じます。
やはりブレイド・グラファイトなの???

そして特筆すべきはサーブでしょう!
トップライトと飛びの良さの絶妙のマッチングからか、コントロールのつけやすいかなりイイ早いサーブが打てます。
サーブだけだったら今のセッティングのままで良い程です。
こりゃあイイです。

練習試合で使ってみた感想ですが、乱打で使った感想よりもコントロール重視で展開させた場合、ラケットに絶妙のアシストがあって思いのほかイイ球が楽に打てる気がしました。
イメージではもっとアシスト感はないのかな〜、なんて思っていたのですが、これは良い意味で裏切られました。

でも、ものスゴクパワー感があるという訳ではないので、パワー重視の展開をされる方は避けた方がいいかもしれません。

あくまでも丁寧にコントロールをしつつ展開をしながらネットについてボレーで決める、みたいな展開を望む方には望外の結果が得られるかもしれません。

因みにやはりこれはシングルス向きだと思いますし、ダブルスにはあまり向かないのかな、と思います。
ま、使う人の腕次第でしょうが。

今の段階で私が感じ事を簡単に言うと、面を大きくして飛びを良くしたプロスタッフという感じです。
この感覚は私の期待を裏切りませんでした。
このラケット、相当の潜在能力を秘めている気がしてなりません。
至って個人的ですが、ツアー系としては久々の大ヒットの予感がします。

結構極端なトップライト設計なので、好みの問題から使い手も選ぶラケットかもしれませんが、相当に面白いラケットである事は間違いないでしょう。

さて、そろそろ販売間近ですがこれからどうなることやら。
興味津々です。

2008年7月 2日 (水)

「さよならだけが人生だ」

最近なんだかとっても痛感している事があります。

それは「さよならだけが人生だ」って事です。

出会いあって別れあって、また出会いがある…

結局の所、別れが無ければ新しい出会いもない訳で、人は自分の抱えられる容量が決まっていて、何か新しいものを抱えようとしたら、今までもっていたものは離さなければならない…

何時だって全てを等しく、永遠に持ち続けたいと願いますが、その願望が叶えられる事ってないんだな〜って、事あるたびに思い知らされる出来事があって。

自分の限界を知ると同時に、他の人もまた限界があるんだな、と感じますし、理解します。
今までは、この他者の理解が欠けていましたね。
他者も人である以上、必ず限界があるという事を。

自分も他人も全知全能、万能の神ではないという当たり前の真実。

若いころは、全てを呑み込んで、とか全て抱えて、とか真剣に思っていたものですが、最近ではそれって自分の事を過信してたと気づかされるし、他人がどう思うかとか、願うかとか、そういう他の人の事とかも頭に置いてなかったんだな、と思います。

自分も不満や怒りを覚えるけれども、他者だって不満や怒りを覚えるという事。

この世に絶対なんてなくて、結局人と人、人と物の関連、そういった全てが相対的であって、自分の思い込みだけじゃ駄目なんだなと学びます。

だから相対性理論か…さすがアルバート、奥が深いです。
アインシュタイン万歳!

人が人である以上、他人を心底理解する事は出来ません。
生まれてくる時は一人きり、死ぬ時も一人きり。
結局、自分と他者が合一して、融合して、一つになる事なんて出来ないって現実を突きつけられます。

それ故に、結局人生は「さよならだけが人生だ」という事なのでしょう。

どんなに大切なものでも、時にそれを勇気を持って捨てる事でまた新しいより良きものが手に入るのかもしれません。

でもこれって哀しい事ですね。

しかしながら、自分には重すぎるほど沢山のものを抱えて人生を歩む事もまた出来ません。

何時か身軽に、気楽に、ゆったりと生きていける人生が送れればと心から願います。

2008年7月 1日 (火)

『ダンロップ エアロジェル100(DUNLOP)AEROGEL 100』

突然ですが、日本では限定で発売された『ダンロップ エアロジェル100(DUNLOP)AEROGEL 100』を打ってきました。
なかなかに好印象だったので記録に残します。

気になるスペックは

フェイスサイズ 90sq.in
長さ 27.0インチ
重量 320g
バランス 310mm
フレーム厚 19mm
ストリングパターン 16×19

フェイスの感じはプレステージに少し似ていて、取り回しの良さはいかにもミッドサイズという感じです。
ストリングパターンは平均的ですが、張り上がりを見ると結構荒く感じます。
真ん中周辺が荒くなってるので、そう見えます。ツアー・フェデラーと一緒の考え方でしょうか。

そしてこのラケット、コスメが良いですね!とってもキレイです。

第一印象は柔らかくてしなやか!というフィールで意外にも広いスイートエリアと想像以上のパワーに驚かされます。
むしろこの薄さとフェースサイズでよくここまでのパワーが出せるな、と感心しました。
初打ちにも関わらずドライブボレーまで気持ち良く打てちゃいましたから!
それだけ打ちやすくてパワーがあるように思います。
因みにプロスタッフではパワー不足でドライブボレーをあまり打とうとは思いません。

ストロークがまた良くって、すっと抜ける良うな気持ち良い打球感を残しながら飛んでいった打球はバウンド後にさらに加速してるかのように見える位にノビが出ます。ただ、打球の『重さ』はカルイみたいです…そこが唯一の欠点でしょうか?
ただ、相手がボレーで受けた時は『重い』と言ってました。

至って個人的な感想ですが、元祖プレステージの柔らかいフィーリングにさらにパワーを足した感じがして、今ではクラッシクと呼ばれているプレステージの感触に似ていると思いました。
そういう意味でかなり完成度の高いラケットなのでは?

特にかつての所謂『プレクラ』好きの方には『i』や『LM』や『FP』よりも純粋な進化系として捕える事が出来るのではないでしょうか?

面の小さささえ気にならなければ、ハードコアがお好きな方から割りとソフトコアな方まで幅広い層に受けるラケットだと思います。ただし、記載通りだとすればフレックスが63とかなり柔らかいので堅いラケットが好きな方は避けた方は賢明です。
(でも市販のプレクラのフレックスも大体その位ですよね。)

堅さ的には普段プロスタッフを好んでいる私からすると『ギリギリ』の所です。

素の状態だとスイングウエイトがかなり軽く出ているのが特徴みたいでブンブン触れてしまいすぎで扱い易すぎな感じがしたので、鉛を6グラムヘッドの上の方よりに張ったのですが、それだとシャフトのしなりが出過ぎてしまい私には違和感がありました。
その位しなやかなフレームだという事ですね。

あえて軽いバランスのまま強いスイングで使うのが良いと思います。

総合的にかなり良いラケットでした。
いないでしょうが、ミッド好きな女性がいたらオススメしたいほどです。

ヘッドのプレクラから未だに逃れられない方は1回試打してみる事をオススメ致します。

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